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勝てるROE投資術 [書籍感想]

【読んでみて】
出だしは、ROEについての説明が丁寧されていて、ROEさえ見ていれば良いという流れで、このまま、最後まで続くのかと思っていました。ところが、後半からは、ROEだけでは駄目で、色々、考えないといけないことが書かれていて、ROEをみて、株を買えば良いという、そんなに甘いものではないということでした、。考えてみれば、ROEだけで投資して金持ちになるようなら、誰でも金持ちになれるので、そんな簡単なものではないのは、当たり前なのかもしれません。本の中で、興味深かったのは、日本の経営者は、ROEに関心がなかったらしいですが、最近、気にするようになってきて、日本の会社のROEの値は、最近、あがってきて、8%くらいまで来ているようです。USの15%とまではいかなくても、半分くらいにはなってきたそうです。その理由として、PBRの値が低いためという説明がされていて、儲からない商売をやっているからなども書いてありました。後半には、内部留保や自社株買いなどでPBRが低くなっていることも書いてありましたが、私自身、正しく理解出来ていないかもしれません。それ以外に、ROEが高い会社の株の価格が上がる確率は低いような話しも書いてあり、やはり、ROEが高い会社の株は、儲からないようです。ROEがあがる可能性のある会社が良いそうで、JPX日経400は、ROEの成長をみて選択しているので、このインデックスの選択基準を参考にして、次の組み替えで、このインデックスに入るものを先行で購入することが良いということです。新規採用銘柄を、自分で探せるように、候補リストも記載されています。これは参考になるような気がします。あと、重要な情報として、日本の株は、海外の株と比べると、「ババ」が多いということです。例えば、USだと、2423銘柄で時価総額が、1850兆円なのに、JPは、3434銘柄で465兆円だそうです。1.4倍の銘柄で、4分の1の時価総額ということになり、上場廃止すべき会社が多く含まれているということだそうです。EUは、1067銘柄で362兆円の時価総額なので、JPよりかなり良い状況で、日本の会社の株を買うときには、3倍以上のババがあるので、注意して購入しなさいと書いてあ?と思うことが書いてあります。理由としては、その前の記載は、今まではということらしく、これからは、そうではないと書いてありますが、からなずではないとも書いてあります。敏腕デートレーダのロバートルービンさんの「投資はタイミング」というコメントも書いてあり、儲かるときには、誰でも儲かるそうで、駄目なときには、誰でも損するそうです。なので、今は、誰でも儲かる時なのかもしれません。ただ、ほかの書籍には、ヘッジファンドのプロは、空売りでもうけるそうなので、アマだけの話しかと思います。でも、やはり、株は難しそうです。以上。

勝てるROE投資術

勝てるROE投資術

  • 作者: 広木 隆
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/11/18
  • メディア: 単行本






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