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伸び裏会社とあぶない会社の見分け方 [書籍感想]


決算書でわかる“伸びる会社”と“あぶない会社”の見分け方

決算書でわかる“伸びる会社”と“あぶない会社”の見分け方

  • 作者: 赤松 育子
  • 出版社/メーカー: 産業能率大学出版部
  • 発売日: 2014/10
  • メディア: 単行本



【読んでみて】今までの経済書籍と比較すると、導入部分は、素人向けに書いているようで、読みやすく作られています。あぶない会社(つぶれそうな会社)は、決算書を見ると分かるようですが、のびる会社は、決算書だけでは分からないようで、決算短信をみて、会社方針から、この会社がのびるかを見ないといけないようです。出来ることなら、社長と話しが出来て、社長のビジョンをもっていることや会社の雰囲気も大変大事なようです。さすがに、普通はそういうことが出来ないことは書いてありますが。
後半は、ビジネスの話しも書いてあり、マイケルポーターの戦略の原理(3つの選択肢:コストリーダー、差別化、ニッチ)と5C分析が書いてあり、戦略の基礎の中核事業の特定とトレードオフによる集中と選択で結んであります。この辺は、決算短信を見るときに、この視点で方針を立てているかを見ておくと、良いかと思いました。その後には、新幹線の話しが書いてあり、航路と陸路の競争で、4時間の壁の話しが書いてあります。私は知りませんでしたが、東北新幹線が出来て今は、9割が新幹線にとられているそうです。北陸新幹線は、金沢まで2時か20分になったので、新幹線が有利とのこと。JALとANAの決算短信が気になりますね。あと、初めの方に、事業でもうけている必要があるので、営業利益が大事であるとのこと。そのときに、キャッシュフローもみて、本業でちゃんとビジネスで来ているところを確認することが、まず第一のようです。ほかにも色々役に立つことが書いてありましたが、自分が気になったところをあげました。

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