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一流に変わる仕事力 [書籍感想]

小宮さんをネットで知り、この本を読んでみました。似た内容の本はたくさんありますが、かなり分かりやすく、読むのが遅い私でも、すぐに読めました。表紙の裏側に4つのポイントが記載されていますが、中には、分かりやすく、事例もあり、書いてあります。「事業を成功する人は、お金を目的にしていなくて、お客さん第一で考えていて、結果として、お金が入る」と書かれていますが、その事例として、松下幸之助さんと稲盛和夫さんの書籍から名言をとってきて、なるほどを思わせてくれます。ほかの書籍とは違うのは、何をしたかの成功事例ではなくて、「考え方」の事例を示してくれて、それが大事ということを伝えてくれています。確かに、経営者は、昔の武将や過去の偉大な経営者の自伝を愛読している人か多いと聞きました。そのときに、聞いたのですが、自伝を読むことで、考え方が学べるということでした。考え方が大事という後の章に、「プロセスが正しいか」が大事ということに繋がっています。その事例として、著者が会社から留学した時の事例が書かれていました。それは、著者が180度違う答えで論文を書いてしまい、落第するとまずいので、教授にお願いしにいったら、結果を見れからと言われたそうです。結果は、間違った答えでも、良い点をもらえたという話しです。アメリカの大学では、答えが正しいかではなくて、プロセス(考え方)で評価しているそうです。プロセス(考え方)があっていれば、パフォーマンスがあがっていくという考えだそうです。確かに、正しい答えは導きだされるし、その間の努力や間違った点も分かりますね。後半にも、いろいろ役立つことが書いてあります。短期(月)目標、中期(年)目標、長期目標を持つことも書いてあり、何も目標なしで過ごしていると、自分の目的は達成出来ないということを、しみじみ感じさせてくれました。それ以外にも役に立つ話しが盛りだくさんです。一番最後には、数字からマクロ経済を理解することも書いてあり、ここは、数字の話しなので、誰でも納得出来る話しなので、大変役に立つと思います。ほかの書籍も読んでみようかと思っています。

一流に変わる仕事力 (中経の文庫)

一流に変わる仕事力 (中経の文庫)

  • 作者: 小宮一慶
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
  • 発売日: 2015/01/26
  • メディア: 文庫



一流に変わる仕事力 (中経の文庫)

一流に変わる仕事力 (中経の文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
  • 発売日: 2015/01/28
  • メディア: Kindle版






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